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ビジネスモデルを知る

投資におけるビジネスモデルのポイント


利益性の高いビジネスに投資をして社会に貢献しつつ、利益を増やしたい。投資家なら、誰しもそう思います。では、社会的な意義があり、利益性が高い事業とは、どのように見極めるのでしょうか。
一つは、起業家が提唱するビジネスモデルにこの点が明快に描かれているかどうかです。一般的に起業家は、事業計画として成功する計画を描きます。当たり前ですよね、失敗する計画に投資する人はいません。中には、あいまいな点をぼかし、リスクが明確にされていない一か八かの計画である場合もあります。
ビジネスモデルが投資に値するかを評価するポイントとして、事業の核となるものまたはサービスが、客観的にみて一般的に受け入れられるものであるかどうかが具体的な数値を持って示されているかどうか、さらには、これを示すためのリサーチが公正に行われているかが鍵となります。さらに、その結果を踏まえた利益モデルが、独自性がありかつ簡単に模倣されないものであること、また継続性がある程度継承されていることが必要です。
例えば、DVDのレンタルサービスを例にとった場合、単にDVDを仕入れてレンタルするだけでは、単なる価格競争になるため当座の利益は同業他社との価格差で優位に立て得られるとしても、すぐに競合が現れ、負けてしまいます。あるいは、さらなる価格競争に巻き込まれコスト削減、利益削減を余儀なくされ、利益率が低下しゆくゆくは事業として成り立たなくなります。これを回避するために、他社との優位性、すなわち同業者では扱えない独自のソフトがある、もしくは独自の利益を生み出す流通ルートを確保している、あるいは顧客を囲い込むための独自のツールを開発しているなどの要素が必要になります。この要素が明確にビジネスモデルに網羅されていることが必須です。
投資家は、起業家にとってスポンサーであると同時に、パートナーでもあります。起業家は夢を持つべきものですが、この夢を夢で終わらせないために、投資を行う際には、起業家のビジネスモデルを明確に読み解き、金を出すが口も出すくらいの心構えが必要です。